加工難易度の高い “薄板” 専門の精密板金加工

東海進研(静岡県・浜松市)が運営する、機械板金・筐体製造.COMは、精密板金加工の中でも ”薄板”と呼ばれる精密板金加工を得意としています。薄いものでしたら0.2mmの薄板板金加工も可能です。薄板の精密板金加工品の特徴として、熱の影響によって歪みが発生しやすいという点です。溶接による熱はもちろんのこと、レーザー加工機のレーザー熱によって歪みが発生してしまう場合もあるので、薄板精密板金の加工には高い技術が必要とされています。適切な加工方法や溶接方法・溶接手順を選択・適用することで、高品質な薄板精密板金品を製作することができます。

< 薄板の精密板金加工製品 >
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適切な材料選定によって実現する製品競争力の向上

産業用の機器・装置は日々、その製品競争力と性能が見直され、改善されています。特に、製品サイズや重量のスリム化、コンパクト化、省スペース化によって、製作費や物流費、管理費の面でのコスト改善や、作業者や使用者の利便性・作業性の向上が追求されています。その構成部品である精密板金の板厚を薄くすれば材料費のコストダウン、軽量化を実現することは可能ですが、すべての精密板金部品の板厚を変更していいわけではありません。
それは、第一に強度面の問題があります。板厚を薄くすれば、当然、荷重に対する強度が低下してしまうので、その使用用途や使用環境に合わせて材料選定を行わなければなりません。

< 加工対応板厚の目安 >
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※ 上記以外の板厚や材質であっても、条件によっては対応可能です。

薄板板金加工における多数の実績

精密板金加工品の板厚を薄くする際のその他の注意点として、材料の入手性・市場流通性と加工の難易度があります。一般的に使用されている板厚の板材であれば、材料の入手は簡単に行うことができますが、流通性の低いものであれば材料入手までに時間を要してしまう場合もあります。また、薄板の精密板金は、加工できる専用設備と高い技術力がなければなりません。機械板金・筐体製造.COMは、薄板の精密板金加工に専門特化することで、充実した専用の加工設備と多数の製作実績があります。

< 薄板専用の板金加工設備 >

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