製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

　この板金部品は、OA機器に使用される精密カバー部品です。本製品は、亜鉛めっき鋼板（SECC)を材質として使用しており、電装部品の指示ブラケットならびにカバー材として使用されています。OA機器のカバーの為、外観品質に対する要求は非常に高く、塗装などの表面処理を施すケースが多くあります。その為、本製品は亜鉛めっき鋼板（SECC)材を用いていました。
　一般的に、亜鉛めっき鋼板（SECC）の精密板金加工では、プレス時の金型跡、搬送時のスリキズなど、外観上問題となるポイントが多数存在します。対策として保護フィルムを貼るなどの方法もありますが、カス上がりや接着剤残りなど二次的な不具合発生や、フィルムを貼る分コスト高になってしまうケースもあります。

　このため、弊社ではウレタンや保護シートなど独自の管理加工方法を行うことにより、保護フィルムなしの加工でも要求されている外観基準を確保しています。
　SECC材を用いた精密カバーやモーターカバーなどは、今後も市場におけるニーズが高まりを見せてきています。最近では、アルミ材などの材料単価が上がっている為に、SECC材を使用する板金部品もまだまだ多く存在しています。SECC材のを用いた板金部品（精密カバー）でお困りの方は、当社にお任せください。