Before (改善前)

アルミの板金加工品は用途によって、アルマイト処理の指定をいただくことがあります。通常であれば加工後、アルマイト処理を行いますが、
外観品質を考慮すると、実は注意をしなければならないポイントがあります。

というのもアルミは加工プロセスにおいて、表面に傷がつきやすく、何も処理ををせずにアルマイト処理を行うと、品質を充分に担保することができません。
写真はアルマイト処理をした場合と、アルマイト処理に加え、下地処理をした製品の違いです。いかがでしょうか?

V

After (改善後)

では、この違いがなぜ、出せたのかというと、アルマイト処理の前にヘアラインを行っているからです。
昨今、意匠性が求められる板金部品のお問い合わせをいただくことが増えており、アルミの意匠性を担保した加工ができないか?と相談をいただき、
この加工方法をご提案しました。

納期としても、加工~アルマイト処理まで一貫して行った場合、最短1週間程度で実施が可能となっています。
お困りの案件がございましたら、お問い合わせください。

POINT(要約)

アルミの板金部品というのは、素材の特性上キズが付きやすく、後処理を行った際に、キズが目立つことで品質が充分に担保することができない場合があります。
一方で、板金加工~表面処理までご提案実績のある企業に依頼をすると本事例の様に適切な提案を受けることができます。

板金加工品は、工程を間違えるとすぐにコストアップになってしまいます。適切なコストでの板金部品の調達を検討中の方は、ぜひ、当社にお問い合わせください!