こんにちは。
株式会社東海進研、営業部の淺野です。
今回ご紹介したいのはステンレスを使った大型ボックスです。
本製品は4つの部品を組み付けて完成する仕様になっています。
検査機器では中に電子部品を組み付ける関係もあってよく使用されている方法ですね。
では、実際に加工した製品をご覧いただきながらご紹介します。
材質はステンレスSUS304 【板厚1.5㎜】を使用しています。
加工工程は、次のようになります。
①レーザー加工機で外周をカット
②ブレーキで順序通りに曲げ
③マンセル5半艶 【内側吹き被り可】で表面を塗装
①レーザー加工機で外周をカット
東海進研の外周の加工方法には、パンチング加工とレーザー加工の2種類があります。それらは材質や板厚によって決めていますが、ステンレスはレーザー加工機で加工することが多いです。
②ブレーキで順序通りに曲げ
東海進研のブレーキでは、図面確認の段階で曲げ加工の順番までを細かく確認しています。本製品のように曲げ加工が至る所にある場合、曲げ加工の順番を間違えてしまうと金型が入らなくなって加工できなくなる箇所があります。
そのために、東海進研では担当者の私と技術者の間でしっかりと情報のやり取りをし、製品加工を開始するよう取り組んでいます。
③マンセル5半艶 【内側吹き被り可】で表面を塗装
東海進研の表面処理は、お客様の品質要求に100%お応えすることにしております。例えば、ブツの混入は一切不可といった希望に対しても、表面処理の担当者と予めの打ち合わせを徹底して行います。
その段階でお客様にご用意できる品質基準をお伝えすることで、想像と実物の乖離が起こらないように注意しております。
分割した加工方法について詳しくお知りになりたい方は、是非、担当者までご相談ください!
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。