用語解説
タレパンとは ”ターレットパンチプレス” の略称で、NCT(NCターレットパンチプレス)加工とも呼ばれます。タレパン加工も精密板金加工のブランク加工方法の1つで、プレス機械によって打ち抜きや成形を行う加工方法のことです。
レーザー加工とは異なり、板金加工会社の保有する金型の形状やサイズによって、打ち抜ける形状や板厚が決まってしまいます。そのため、一般的には丸穴、長穴、D型などになります。成形用の金型として、ハーフシャーやバーリング、タップや皿モミなどがあります。
タレパンによるブランク加工は、厚板の板材には向いておらず、主に薄板の板材のブランク加工に適用されます。