製品属性(仕様)
製品 分類 | カバー | 業界 | OA機器・事務機 |
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ワーク サイズ | H235mm x W55mm x D10mm | 材質 | A5052 |
板厚 | t1.0mm | 工程 | タレットパンチプレス加工 ⇒ レーザー加工 ⇒ 曲げ加工(ベンディング) |
製品画像(様子)
特徴
この板金プレート部品は、OA機器・電子制御機器の部品として使用されている”コネクターパネル”です。電気製品の場合には、配線やその配線の末端にあるスイッチ等を接続・位置決めをする為のブラケットとして使用されています。当社の場合には、電気製品・OA機器製品向けに数多くの板金部品を製造しており、その結果、コントロールパネルの製造におけるポイントや用途に応じた材質提案も可能となっています。
<本製品の特徴>
このコントロールパネルの特徴は、アルミを材質としている点にあり、表面処理を施すことで通電性も改善されています。特にアルミを材質としたコントロールパネルを使用していることで軽量化が可能となっています。
最近では、”動く”ものに対して多くの電子部品が実装されることから、コントロールパネルなどの軽量化を目的にアルミへの材質変更提案がなされています。
当社では、最近ではアルミの加工に力を入れており、アルミ材に対する複合レーザー機によるブランク加工と曲げ加工を組み合わせることで特殊形状などの加工も可能となっています。
<本製品の加工工程>
この精密板金加工品の加工工程は、NCT、レーザー、曲げとなっています。弊社で取り扱う材料は鉄、ステンレス、アルミニウムが主です。アルミニウムはその中でも最も硬度が低いため、他の材料に比べNCTで加工できる板厚の範囲が最も広い材料です。それによって加工コストを削減することも可能になります。本製品に関しては、複合機を使用せずNCTとレーザーに分けて加工をしてあります。
複合機で加工する場合、コスト面ではメリットが生まれますが、製品の傷等の問題があるため、材質の柔らかいアルミの加工にはNCTとレーザーをそれぞれ使用して加工しています。