いろんな人のスピーチを聞いていると、同じ語尾が続いてしまう場合があります。
読み物ならともかく、スピーチでは聞き手は違和感を覚えます。
生き生きとしたスピーチには聞こえません。
例として私の今朝の行動を同じ語尾を使って説明します。
私は、今朝5時に起床しました。
腰が痛かったので、ゆっくりと起きました。
その後は洗濯機を回し、食洗器の食器を片付けました。
朝食は味噌汁と卵掛けご飯を食べました。
朝食の最中は新聞を読みました。
しばらくすると妻も起きてきました。
「ました」の語尾の6連続使用です。何か淡々としています。
これを、語尾を変えながら修正してみると次のようになります。
私は、今朝5時に起床しました。
腰が痛かったので、ゆっくりと起きざるを得ません。
その後は洗濯機を回し、食洗器の食器を片付けました。
朝食は味噌汁と卵掛けご飯。
食事の最中は新聞を読むのが私のルーティーンです。
しばらくすると妻も起きてきました。
使っている語尾の種類は4種類です。
日常の変哲もない情景ですが、語尾を変えるだけでも印象が変わります。
スピーチは、当然口語体(話し言葉)が中心です。
私も原稿を書く際は、日常使う語尾を意識して作っています。
皆様もスピーチの際には、
同じ語尾を3連続以上使用しないようにしてみてはいかがでしょうか?
よく使う語尾の例
です でした でしょう ですね ですよね でしょうか
ます ました ましょう ますよね ませんか
なんです たんです からです
体言止め
お読みくださり、ありがとうございます。