こんにちは。
株式会社東海進研、営業部の淺野です。
東海進研のアルミ製品は加工後にいくつかの表面処理に分かれます。
- 未処理
- アルマイト処理
- マスキングアルマイト
- ヘアラインアルマイト
- 調色(カラー)アルマイト
今回ご紹介するのは⑤調色(カラー)アルマイトです。
先日お客様より「現行品と同じ色でカラーアルマイトができますか」というお問い合わせがありました。
東海進研ではアルマイトの色確認を希望される場合は一度見本をお預かりし、現物確認をしながらサンプル処理の対応をしています。
この度いただいたサンプル確認は、お客様から問題ないとお返事もいただいております。
※形状は異なりますが材質と板厚は同じものを使います。
東海進研では幅広い表面処理にも対応の準備がございます。
お困りの際は是非担当者までご相談ください。
製品詳細
製品名 アルミケース
材質 A5052P
板厚 1.6㎜
加工工程 レーザー加工/曲げ/カラーアルマイト
<< アルマイト処理前 >>
<< アルマイト処理後 >>
アルマイト処理とはアルミニウムを電解処理し人工的に酸化被膜を生成させる表面処理方法です。
酸化被膜は自然に作られもしますが、この場合の酸化被膜は薄すぎて腐食してしまう可能性があります。
そのため、表面を保護するためにアルマイト処理が必要になります。
カラーアルマイトはその酸化被膜生成時に発生する直径10~30ナノメートルほどの孔に染料を浸透させ着色させる方法です。カラーアルマイトは製造条件の僅かな違いによって色調や濃淡、光沢が大きく変化します。
そのためロットごとの色を合わせるには高度な技術が必要とされます。
以上、カラーアルマイトについてご紹介しました。
東海進研では加工に限らず材質ごとの幅広い表面処理の取り扱いが可能です。
加工から処理までお困りの担当者様は是非ご相談ください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。